【初見】ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団 / 謎のプリンスの感想を大人のツッコミ視点で書く
Netflixのハリーポッター特集で、初めてシリーズを観た中年の感想メモです。
今回は
不死鳥の騎士団
謎のプリンス
の二作品について。
いよいよ後半戦ですね。
まぁようは
「ヴォルデモートというラスボスに挑む話」
という点は見えてきて、そこにどうつなげていくか盛り上げてゆくのか
どういった要素が追加されていくのかがポイントとなるのだろう。
ただ、私は今回の2作品を見ていて
だんだんよく分からなくなってきた
人が多い…
一気に見ると陥りやすい罠な気もするが、徐々に登場人物が増えて覚えきれなくなってきた。
その回だけの人もいれば、案外レギュラーメンバー入りな人もいる。
案外ロンの妹が重要だったりもする。
そして子役の顔つきも変わってゆく。
顔と名前を覚えるのも大変だったりするが、その人の立ち位置を押さえるのも大事だ。
私はだいたい次の3種の視点で見ている
1.善い人
2.悪い人
3.怪しい人
問題はこの3だ。
スネイプ先生がまさにココ。
不死鳥の騎士団的な人たちはみんな1.善い人だろう。
それとマルフォイとその父親は2.悪い人でOK
なぜって?服が黒いからだ。
というか、スネイプ先生の立ち位置・スタンスがいつもよく分からない…この人はどうしたいんだろうか??
非常に煮え切らない。友人に持つと苦労しそうだ。
ダンブルドアもある意味怪しい動きをする人物だが、彼は圧倒的に1.善い人のイメージが強い。さすがにこれは間違いないだろう。
それに対してスネイプ先生の分かりにくさよ…
よく考えたら他にも黒い服の人はたくさんいた気がするがまぁ話を続けることにしよう。
注)以下ネタバレしております
たったひとりの存在が全てを変えた 的なやつ
まずは『不死鳥の騎士団』だ。
実はこっそり先生方が結集しててアベンジャーズ感あったりなど、なんだかこれまでのシリーズと違う刺激があったが
やはり一番良かったのはこの人!
ついに魔法学園に、そして子供向け(ですよね?)のシリーズ作品において
ガチガチのサイコパス
の登場である。
もちろん他にもイカれたやつはいるが…アンブリッジ先生は際立っていたな。
紅茶に入れる砂糖の量もやたら多かったし。
Google検索で「不死鳥の騎士団 先生」と入れただけでこの結果。
さすが!
ただでさえヴォルデモート復活でしょぼーんとなってるハリーポッターだが
アンブリッジ台頭により、どんどん精神的に追い詰められる感がすごい。
シビルウォーでストレスが溜まっていくトニースタークを見ているようだ
追い詰められたハリーがマーク40くらいまで杖を揃えだすのかと心配したが、もちろんそんなことは無かった。
そして生徒は恋愛に走る
あと、不死鳥の騎士団 / 謎のプリンスの特徴として
恋愛要素強め
な点が挙げられそうだ。まぁそういう年齢すね。
私の感性がおかしいのか、それとも意外な展開にしたいのか
あるいは原作を省略した結果なのか
ハリーとジニー
ロンとハーマイオニー
がくっつくというのは、なんだか意外である。
まぁ恋って魔法みたいなもんですしね
ということで適当にオチを付けておこう。
そして魔法っていつか解けたりもするんだぜ…!
ただ、惚れ薬を飲んでしまったロンは
例えようもなく気持ち悪かった
ことだけは忘れない。
『不死鳥の騎士団』のラストについて
最後…シリウス・ブラックって死んじゃったということでいいんですよね?
色んな魔法が出てくるようになってきたが、攻撃呪文のビジュアルはあまり変わらない気がする。
具体的に言うと
・麻痺させる魔法
・ふっとばす魔法
・即死魔法(みたいなのあったよね?)
このへんの違いがよく分からない。
余談だが、フットバス魔法と最初変換してしまった。
そんな足の疲れを取るような魔法は重宝されそうだ。
話を戻すと、シリウス・ブラックがなにかの魔法を食らった時
「あ!食らった!…あれ?え?死んじゃった…??」
と、ちょっと違う意味で驚いてしまったのだ。
もっと「それは食らったあかんやつ!大変!」と一瞬で青ざめるようなものだと分かりやすかったのだが…もう少し注意深く見ていれば気づけるようなものだったのかもしれない。
いずれにせよこの2作では重要メンバーが犠牲になる展開という意味で共通してますね。
やっぱりダンブルドアが…そういうフラグは立ってたので予想はしてたが
壮絶な展開で引き込まれた。
ここで水がすくえないところとか、ゾクゾクしたな…!!
そしてゾンビみたいなのが出てきた時はびっくりした、、
はい来ました禁断チートアイテム
あと今回最後のつっこみは、恒例の(?)チート要素について
空を飛ぶ
変身
時間操作
瞬間移動
そして今回新たに登場したチートアイテムは、これ!
幸福の薬である。
飲めば短期間のようだが、「なんでもうまくいく」という驚愕の効果を発揮する。
いやいやいや、それはヴォルデモートと戦う時まで
取っておけば良かったんちゃうの??
もっと言うと、大人のツッコミ全開で言うなら
幸福の薬を飲んだハリーと
同じ幸福の薬を飲んだヴォルデモートの対決
とか見てみたいわ!!
チートにはチートで対抗
チート頂上決戦の開幕である。
ところでハリーポッターは謎のプリンスの後半でこの液体を飲み干していたが、やたらテンションが上っており
ただのラリった楽観主義野郎
みたいに見えた。
あれ絶対やばい薬だろ…
先ほど「ヴォルデモート戦で幸福の薬飲もうよ!」と私はツッコんだが
いわゆる「RPGでエリクサーを使えない」タイプの人は結局幸福の薬も使えないだろう。
もちろん私もそのタイプだ。
さて、いよいよ次は死の秘宝 PART1,PART2に突入である。
いろいろとツッコませてもらってきたが、楽しみなのは間違いない。
シリーズ最終章をしっかり見届けて、次回の記事としてまとめたいと思う。
では。