ミッション・インポッシブル『フォールアウト』で気づいた、シリーズの本質とは?

いよいよ、あの『ミッション・インポッシブル』シリーズも最終章
これを書いている2023年7月は、最新作「デッドレコニング」が公開まっただなかである
そして私も、明日観に行く予定。

https://missionimpossible.jp/images/ogp.jpg?v=230427

↑これ、どういう状況なんですかね、、?

 
 
 
巷では「過去作見てないけど、最新作観てみよう!」という猛者もいるとは聞くが
私はこういったシリーズものに対する思い入れと言うか、敬意が強いので
当然過去作を一度全て見倒そうと考えた
 
M:I-2(2000年)
M:i:III(2006年)
ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション(2015年)
ミッション:インポッシブル/フォールアウト(2018年)
 
なんと17年続く人気作である。
そんなに映画に詳しくない人でも
「あー、トム様のあれっすよね」
くらいの知名度はあるのではないだろうか。
 
この記事は別にミッションインポッシブルシリーズを全て追ってるマスターエージェントを対象としているわけではない
一部だけの人でも特に問題は無い。
ただ、ネタバレ情報は含めてしまうのでその点のみご了承を。
 
なお、ネタバレを食らったとしても、当局は一切感知しない
この記事は5秒後もおそらく5年後も見れるはずである。

https://stat.ameba.jp/user_images/20130415/23/beatifulmonster2/ff/ec/j/o0480027012502116925.jpg

↑このサングラス投げるシーンがめちゃくちゃかっこいいんすよ

 
 

ミッション:インポッシブルシリーズの魅力

この17年の歴史の中でトム・クルーズ演じる「イーサン・ハント」はものすごいアクションの連続で有名だ。
宙吊りになったり、頭に爆弾埋め込まれたり、裏切られたり裏切り者だと思われたり
化けたり溺れたり走ったり走ったり走ったり…
 
 
今回過去6作品を全て見直して、改めてシリーズ通して感じたことは
むちゃくちゃテンポが良い
ということ。切れ目がない。
 
特に何のひねりもない当たり前な感想で恐縮だが、ほんとそう。
もうアクションにつぐアクションでお腹いっぱい
お腹が減った時にバイキングに行って、次から次へと美味しそうなものを食べてゆくような心地良さだ。
もしくはアクション会のわんこそば世界大会である。
もう映画館ではトイレに行けないぞ。
 
単純にアクションの連続という意味でも忙しいわけだが、ちょっと静かなシーンでも
気がついたら登場人物の顔が変わっていたり味方だと思ったら敵になってたりする。
スパイ映画ならではと言える驚きの展開からも目が話せない。
こういった理由もあってトイレに行けないのだ。
 
そもそもIMFのエージェントたるもの、トイレくらい2時間ちょい我慢してもらいたい。
別に2分間息を止めろと言ってるわけではないだろう。
と、MI3時の長官ブラッセルが真顔で説教しそうである。

https://renote.net/files/blobs/proxy/eyJfcmFpbHMiOnsibWVzc2FnZSI6IkJBaHBBZzMvIiwiZXhwIjpudWxsLCJwdXIiOiJibG9iX2lkIn19--113639e6cd26bd511e025548c18ccf85a57dd293/08.jpg

↑この人、結局味方だったってことで良いですよね?その割にはけっこう悪い顔してましたけど…

 
 
話を戻そう。
主人公イーサンハント、いやむしろトム・クルーズの体を張ったアクションにも毎回注目が集まる。
やれ車だバイクだ壁登りだ水だ空だと…
ミッションインポッシブルという作品をトム・クルーズの命がけアクション映像作品として捉えている人も多いと思う。
 
もちろん先ほど書いた通り「スパイもの」という側面から描いた少し複雑な情報戦もあるが、ハラハラドキドキのストーリー展開を見せつけながらも
結局最後は「なるほど!」とか「そう来るか!」「なんか結局上手いこと解決した!?」という快感が得られることも一級エンターテインメントならでは。
長寿作品になるのもうなずけるというものだ。
 
ただ、1作品を除いては…
 
それが今回のテーマ、シリーズ6作目にあたる「フォールアウト」についてである。
そう、私はミッションインポッシブルシリーズが大好きなのだが、この作品のみどうも納得がいかない
特にあの男に関しては…ね。
 
 

納得いかない!?『フォールアウト』前半

順を追って説明してゆこう。
前半、パリの空からスカイダイビングをキメるというシーンがある。
低い高度から行う状況を指すという「ヘイロージャンプ」というワードが話題になった印象的な場面だ。
ここではイーサン・ハントともう一人、ウォーカーというエージェントが行動をともにすることとなる。
 
(ここからネタバレ注意)
このオーガスト・ウォーカーなる人物、実はヴィラン側であることが中盤で判明する。
ヘイロージャンプを行う序盤のシーンでは
「CIAが連れてきた、なんとなく感じのやなやつ」
という印象だ。
こういうやな感じのいじめっこ、いますよね。
 
 
降下前に「落雷をいったんやり過ごそう」と言うイーサンを無視し、彼は先に飛行機から飛び出す。
呆れて追いかけるイーサン。
その嫌な予感は的中し、なんと降下中にカミナリに打たれる!!
 
一瞬意識を失うがすぐに回復したイーサンが、眼にしたものは…
 
明らかに意識を失ったままぐったりとした体勢のまま
降下するウォーカーの姿!
 
 
初見時、私はこう思った
「えー、こいつ調子乗って先行った結果、意識不明やん」
と。
中身はスーパーマン(演者:ヘンリー・カヴィル)なのにダメじゃんと、、
 
結局イーサンに助けられ、なんとかパリの目標施設に降り立つ二人。
つまり、イーサンがいなければそのまま彼はフォールアウトしていたのである。
 
問題はここからだ。
上で書いた通り、中盤の「どんでん返し」にて衝撃の事実が明らかになる。
そう、彼は敵組織「アポストル」の一員。前作のヴィランである「ソロモン・レーン」とグルだったわけだ。
 
 
ちなみにこのレーンという人物、前作と違ってヒゲモジャすぎる変わりようである。
数年獄中にいたという理由からなのか、シリーズを追いかけてきた敏腕エージェントである我々も「お前誰やねん」とぽっと出の新キャラかとみなしてしまう。
以前はきれい好きな印象のしゅっとしたスタイリッシュイケオジだったのに、いったいどうしたんだレーンさん。
脱獄後とは言え多少時間はあるだろうから身なりを整えるヒマはなかったのか。
それとも他の撮影の都合という中の人理由か。
女の子に「ヒゲのほうが好き」とでも言われたのか
 
 
 
 
話を戻す。ええと、どこだっけ
そうそう、イーサンとウォーカーがフォールアウトした時に、ウォーカーは落雷でがっつりフォールアウトしてしまって
結局観ている私のテンションもフォールアウトしたという話だ。
 
 
いくら中盤で「どうだ!ヴィランはおれだぞ!」と明かされても、私の心のつぶやきは
「え?でもあなたパリの上空で気を失ってましたね?…えっとつまりイーサンが助けなかったら話終わってましたよね?」
「まさかあれも作戦のうちって言います?言えます?」
ととても受け入れ難かったのだ。
 
『フォールアウト』はその後思いがけないジュリアの再登場(ミシェル・モナハンさん大好きです)からラストのヘリ同士のバトルまでみどころいっぱいなのだが
ウォーカーの真相というある意味ショックな展開が、もうほんとショックすぎて
初見時はIMF長官がどさくさに紛れて死んでいたことすら忘れていたほどである。

https://kendoman01.com/wp-content/uploads/2020/05/mi20.jpg
↑けっこう面白い役回りなのに、たぶんなんとなく印象に残りにくい人ベスト3。ゴーストプロトコルの物理学者にも似てるし。
 
 

難解なストーリーはどうやって生まれたのか?

今回はウォーカーについてを掘り下げて書いているが、途中に登場する「ホワイト・ウィドウ」というマーベル作品みたいな名前の女性がいる
この辺もなんだか複雑で分かりにくかった印象だ。
なんというか、それぞれの登場人物がそれぞれ何を考えて動いているのかが把握しづらいかったと言えば良いのか
イルサも相変わらず謎の立ち位置って感じだったし。
レベッカ・ファーガソンさんは美人である)
 
この記事を書くうえで調べてみたが、けっこうこの『フォールアウト』はストーリーが難しい・分かりづらいという声が多いのかもしれないと感じた。
 
 
ミッションインポッシブルフォールアウトを観ましたが、アクションは壮絶でしたが私の理解力が無くストーリーがさっぱりわかりませんでした。
 
(中略)
 
今作は話が複雑でしたよね!
自分もかなりついていけてなかったです。
 
 
 
徐々に私の中ではある疑惑が浮かんできた
こういったハラハラするストーリーは「先が読めない」から面白いわけだが、もしかして
 
制作陣も先を考えて作っていないのではないか!?
 
 
それほど、この『フォールアウト』は違和感のあるストーリーなのだ。
そして、どうやら予告で使われたシーンが本編では使われてないようで
不思議な点がいくつか出てくる。
ネットでは「よく分からなかった」の2割と「とにかくアクションがすごかった」の8割に分かれるようである。
いったいどういうことなのだろうか。
 

ミッションインポッシブルシリーズはこう楽しもう!

この疑問がようやく解けたと感じたのは、次の記事を見てからだ。
 

気分屋のトムが突然に新しいアクションのアイディアを次々に提案してくるためで、それに対してフレキシブルに対応しなければならない


クリストファー・マッカリー監督だったのだ。彼は脚本を単独で書ける腕があるため、すぐにでも脚本変更に対応しつつ、新たなロジックを構築し、さらにそれに合わせて演出プランを変更することが可能というわけだ

明らかに何かが変? 『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』の隠された魅力を徹底解説|Real Sound|リアルサウンド 映画部

 
 
実は「ストーリーから作っていない」ということらしい!
これはなかなか衝撃だった。
過去作については違うかもしれないが、少なくともクリストファー・マッカリー監督が手掛けた『ローグ・ネイション』からは
・脚本が定まっていない
・トム本人がその場でアイデアを出す
という流れの中で生まれていたようだ。
 
そう考えると、急に変に納得してしまう。
ミッション・インポッシブルはもうイーサン・ハントの話ではなく「トム・クルーズ」本人だとか
トムがスタントなしで色々と無謀なチャレンジをやりたいだけなんじゃないかとか
こういった意見は至極当然なのかもしれない。
もし私のようにローグ・ネイション辺りからストーリーが追いづらくなった人がいたら、これを機に違う視点で作品を眺めてみようではないか。
 
クセのある芸人をうまく回そうとするMCというべきか
ライブ感のある作品というか
ミッションインポッシブルはそういった類のものだと考えたほうが良さそうである。
そう考えるとクリストファー・マッカリー監督すげえー…とも言えるのではないだろうか。
監督から急に生放送を回せる名MCのような印象にはなるが。
 
 
今回の記事をまとめていく中で、私は
「そういう見方(作り方)もある」
というよりは
「もうこうなったらそういう作り方で良いのかも」
と思えるようにはなってきた。
 
これには賛否両論あるとは思うが、やはり売れているもの・流行るもの・話題になるものには理由があるし
ある種この作風・方向性は一つの正しさでもあるんだと思う。
ミッションインポッシブルという作品は少なくともここ数年はこの「ライブ感」を極めつつあるのかもしれない。
 
 

まとめ:ミッションインポッシブルとは結局何なのか?

最後に、ミッションインポッシブルシリーズ全体を通じて振り返ってみよう。
 
今回の記事を書くために参照したブログ記事の中で
次のような見事な記述を見つけた。
これだ!
 
いつまでたっても、「ミッションを開始する」「失敗して、てんやわんや」を繰り返してばかり。アクションシーン以外は、周りが、イーサン・ハントに「この作戦はヤバイ、やめようよ」と説得する場面だけ(以下略)
 
そう、これがまさにミッションインポッシブルの本質。
ミッションが起きまくっててんやわんやする話
なのだ。
 
誰が敵で、味方で、そして誰が生きて死んでしまうのか!?
時によく分からなくなっても大丈夫!
トムがなんとかしてくれる!
 
 
その「てんやわんや」のライブ感を楽しむ意気込みで、ジェットコースターに乗るような気持ちで挑みたい。
 
では、明日『デッドレコニング Part1』を観てきます!
記事を書くかどうかは不明だが、ではまた。

【初見】年末からハリーポッターイッキ見したおじさんが総評を書く

Netflix様ありがとう!

ハリーポッター特集でシリーズを全て追いかけたおじさんの感想です。

ついに死の秘宝まで全部観たぜ!

 

 

https://storage.mantan-web.jp/images/2011/06/23/20110623dog00m200062000c/001_size5.jpg

 

いよいよ「鼻のないあの人」との対決だ!

これまで色々ツッコみながらの感想をだらだらと書いてきましたが

最終章となるとシリアスな雰囲気で、

「これは最後まで見届けなければなるまい…!」

という感じでじっくり味わってきました。

 

そして観終わった感想として、一番感じたこと それは…

 

スネイプ先生ーーーー!!!

 

に尽きる。

 

 

https://media.loom-app.com/bi/dist/images/2022/01/11/5f47e7c9cd2fec00296a497a.jpg?w=640

 

おいおいなんだよ。

最初の方はただの嫌な感じの先生だったじゃないか

もしくはとてつもなく怪しいキャラだったじゃないか

怪しすぎて「こういう人は逆に違うよね。ほんとは良い人なんじゃ」と思ったり、けど言動と顔と顔と顔を見るたびにやっぱ怪しいなこの人と思っていたスネイプ先生が…

 

まさか最後まで観て印象が変わるとは。

 

どうやら、後から調べたところこれはハリーポッターあるあるのようだ。

むしろ原作ではスネイプは4人目の主人公とか影の主人公とか言われてるらしい。納得。

もしこの記事を見ていてまだハリーポッターを見てない人がいたら、やはり死の秘宝まではしっかり完了させたほうが良いだろう。

 

というか、ハリーポッターの映画を見てないのにこの記事を読んでるのはおかしい。

すぐ閉じたほうが良い。

ネタバレという呪いがかかるぞ!

呪われた場合はこのブログ内にある他の映画についての記事を全て読んだほうが良いと思う。

 

 

ハリーポッターという選ばれし子とヴォルデモートという個の戦いではなく、最終的にはホグワーツ勢と闇の勢力?デスイーターたち?という戦争になるところはかなり迫力を感じられて良かったですね。

ただ、シリーズ初期では色んな魔法の種類が出てきたのに、結局最後は杖の先から光を飛ばしまくる戦いになっていた。

頭の中が「倒す!」「殺す!」に染まって他の余裕が無くなるととにかく目の前の相手に攻撃呪文をぶっ放すようになるのかもしれない。

 

https://static.wikia.nocookie.net/harrypotter/images/7/79/Death_Eaters_versus_Dumbledore%27s_Army.PNG/revision/latest/scale-to-width-down/1200?cb=20111208015107

もうラストバトルはチート魔法の連続で

破壊!隕石!巨大化!不死!無敵!蘇り!時間操作!分身!パラレルワールド

なすごい展開を勝手に妄想していたが、これだとただの派手な見せ方映画になってしまうな…

マクゴナガル先生も、ネビルやロン母にもしっかりと見せ場があって

みんなで戦った、みんなの勝利、という感じだった。

 

 

https://cinema-town.com/wp-content/uploads/2020/08/75e3b92f746b0e36f01d479d8c2c95c9.jpg

↑こんな重要なシーンをポスターにして良いのだろうか…?

 

 

 

キーアイテム、森に落としてません?

そういえば一つよくわからない点があった。

「死の秘宝」についてだ。

杖は良いとして、蘇りの石というのはスニッチとかいう羽の生えた金色の卵みたいなものに入っていた

 

https://media.distractify.com/brand-img/IIFLGlh6Z/0x0/why-did-harry-potter-drop-the-resurrection-stone-2-1599087821217.jpeg

このキーアイテム、落としてませんでしたっけ?

手から転がって落ちてったので「あれ?落ちましたけど…??」みたいな感じだった。

直前に両親や仲間の亡霊に会えたことで役目は終わったのだろうか?

最後の戦いで一緒に戦ってくれるのかと思ったら勇気づけてくれる存在でしたね。

 

それとも、ヴォルデモートに一度やられた時に復活したのは蘇りの石の力?

けどその時には石持ってなかったよね?

ちょっと曖昧になっているのでまた機会あれば解説サイトなどを観ておこうと思う。

 

てっきり最後の最後には

最強の杖!

蘇り!

透明化!

無敵のハリー誕生やでドヤアアアアア

が見れると思っていたのだが…

 

もう一つついでに言うと、

「蘇りの石は実はすでに手に入れてるのだ、それはまさに賢者の石!」

「なんと!あの石か!」

みたいな想像もしていました。

賢者の石って破壊されたんだっけ?その後どうなった??

 

 

とにかく映像技術に驚いた作品

さて、シリーズを通じてもう一つ強く感じていたことがある。

CGのレベルが高い!!

 

特にドビーやゴブリンなどのクリーチャーの細かい動きがすごい。

炎のゴブレットで竜が飛び回る場面もすごい迫力だった

2000年~2010年あたりでいかにCG技術が高まっているのかが分かる。

そりゃヴォルデモートの鼻も無くなるわ!

 

そういえば、ハグリッドはCGではないとなにかのサイトで観た気がするが…本当だろうか?

なんかカメラの撮り方とかでうまいこと見せてるらしいが、そんなことでうまいこといくのだろうか。

これだけは謎である。魔法かもしれない。

 

https://ogre.natalie.mu/media/news/eiga/2022/1015/RobbieColtrane_202210.jpg?impolicy=lt&imwidth=1200&imdensity=1

 

 

まとめ

さて、2022年年末から集中して観てきたハリーポッターシリーズだが

ようやく完結までたどり着けた。

映画1作目の時は原作自体も完結してなかったというし、リアルタイムに追いかけていた人は何倍もの感動を味わえたことだろう。

今後ファンタスティックビーストを観るかは未定。途中名前が出てきていたグリンデルバルドが出てくるんすよね。

 

 

https://www.jiji.com/news/handmade/topic/d4_ent/hrp002-jlp11079738.jpg

そしてその後気づいたのだが、

「なぜハーマイオニーはハリーを選ばなかったのか」

という最大の疑問?に対しての答えがここにあると思う

 

ハーマイオニーは、自分より背が高い男性を選びたかったのだ…!

 

いちおうこれを、このブログでの公式見解としておこう。

 

 

 

 

さて、話は尽きないが今後は

「うーん、この映画はハリーポッターからの影響を感じさせるね」

「キミのその杖はニワトコじゃないね」

「なんだこの野郎!アバダケダブラ!!」

なんてコメントもドヤ顔でできるというものだ。

ご飯を食べる時のお箸も杖に見えるし、ヘビ語だって話せるようになってるかもしれない。

 

まずはハリーポッター好きの会話に混ざってみたいとは思う。

ただのマグルですがよろしくお願いします。

 

では!

【初見】ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団 / 謎のプリンスの感想を大人のツッコミ視点で書く

Netflixハリーポッター特集で、初めてシリーズを観た中年の感想メモです。

 

今回は

不死鳥の騎士団

謎のプリンス

の二作品について。

 

いよいよ後半戦ですね。

https://www.netflix.com/

 

まぁようは

「ヴォルデモートというラスボスに挑む話」

という点は見えてきて、そこにどうつなげていくか盛り上げてゆくのか

どういった要素が追加されていくのかがポイントとなるのだろう。

 

ただ、私は今回の2作品を見ていて

だんだんよく分からなくなってきた

 

 

人が多い…

 

 

一気に見ると陥りやすい罠な気もするが、徐々に登場人物が増えて覚えきれなくなってきた。

その回だけの人もいれば、案外レギュラーメンバー入りな人もいる。

案外ロンの妹が重要だったりもする。

そして子役の顔つきも変わってゆく。

 

顔と名前を覚えるのも大変だったりするが、その人の立ち位置を押さえるのも大事だ。

私はだいたい次の3種の視点で見ている

 

1.善い人

2.悪い人

3.怪しい人

 

問題はこの3だ。

スネイプ先生がまさにココ。

不死鳥の騎士団的な人たちはみんな1.善い人だろう。

それとマルフォイとその父親は2.悪い人でOK

 

なぜって?服が黒いからだ。

 

 

というか、スネイプ先生の立ち位置・スタンスがいつもよく分からない…この人はどうしたいんだろうか??

非常に煮え切らない。友人に持つと苦労しそうだ。

ダンブルドアもある意味怪しい動きをする人物だが、彼は圧倒的に1.善い人のイメージが強い。さすがにこれは間違いないだろう。

それに対してスネイプ先生の分かりにくさよ…

 

 

よく考えたら他にも黒い服の人はたくさんいた気がするがまぁ話を続けることにしよう。

 

注)以下ネタバレしております

 

 

 

たったひとりの存在が全てを変えた 的なやつ

まずは『不死鳥の騎士団』だ。

実はこっそり先生方が結集しててアベンジャーズ感あったりなど、なんだかこれまでのシリーズと違う刺激があったが

やはり一番良かったのはこの人!

 

 

https://pbs.twimg.com/media/CeukB4qWsAEiODa?format=jpg&name=small

 

ついに魔法学園に、そして子供向け(ですよね?)のシリーズ作品において

ガチガチのサイコパス

の登場である。

もちろん他にもイカれたやつはいるが…アンブリッジ先生は際立っていたな。

紅茶に入れる砂糖の量もやたら多かったし。

 

 

Google検索で「不死鳥の騎士団 先生」と入れただけでこの結果。

さすが!

 

ただでさえヴォルデモート復活でしょぼーんとなってるハリーポッターだが

アンブリッジ台頭により、どんどん精神的に追い詰められる感がすごい。

シビルウォーでストレスが溜まっていくトニースタークを見ているようだ

 

http://o.aolcdn.com/hss/storage/midas/857110fd95d39ae151dff32823f3c7b5/204328947/civilwar.jpg

 

追い詰められたハリーがマーク40くらいまで杖を揃えだすのかと心配したが、もちろんそんなことは無かった。

 

 

そして生徒は恋愛に走る

あと、不死鳥の騎士団 / 謎のプリンスの特徴として

恋愛要素強め

な点が挙げられそうだ。まぁそういう年齢すね。

 

私の感性がおかしいのか、それとも意外な展開にしたいのか

あるいは原作を省略した結果なのか

ハリーとジニー

ロンとハーマイオニー

がくっつくというのは、なんだか意外である。

 

まぁ恋って魔法みたいなもんですしね

 

ということで適当にオチを付けておこう。

そして魔法っていつか解けたりもするんだぜ…!

 

 

ただ、惚れ薬を飲んでしまったロンは

例えようもなく気持ち悪かった

ことだけは忘れない。

 

http://noitsnotok.org/wp-content/uploads/2017/12/harrypotter-lovepotion-1024x576.png

 

 

『不死鳥の騎士団』のラストについて

最後…シリウス・ブラックって死んじゃったということでいいんですよね?

色んな魔法が出てくるようになってきたが、攻撃呪文のビジュアルはあまり変わらない気がする。

 

具体的に言うと

・麻痺させる魔法

・ふっとばす魔法

・即死魔法(みたいなのあったよね?)

このへんの違いがよく分からない。

 

余談だが、フットバス魔法と最初変換してしまった。

そんな足の疲れを取るような魔法は重宝されそうだ。

 

話を戻すと、シリウス・ブラックがなにかの魔法を食らった時

「あ!食らった!…あれ?え?死んじゃった…??」

と、ちょっと違う意味で驚いてしまったのだ。

もっと「それは食らったあかんやつ!大変!」と一瞬で青ざめるようなものだと分かりやすかったのだが…もう少し注意深く見ていれば気づけるようなものだったのかもしれない。

 

いずれにせよこの2作では重要メンバーが犠牲になる展開という意味で共通してますね。

やっぱりダンブルドアが…そういうフラグは立ってたので予想はしてたが

壮絶な展開で引き込まれた。

 

https://pbs.twimg.com/media/EArvISRUEAAwSr-?format=jpg&name=360x360

ここで水がすくえないところとか、ゾクゾクしたな…!!

そしてゾンビみたいなのが出てきた時はびっくりした、、

 

 

はい来ました禁断チートアイテム

あと今回最後のつっこみは、恒例の(?)チート要素について

 

空を飛ぶ

変身

時間操作

瞬間移動

そして今回新たに登場したチートアイテムは、これ!

 

 

http://vignette2.wikia.nocookie.net/harrypotter/images/0/09/%D0%A4%D0%B5%D0%BB%D0%B8%D0%BA%D1%81-%D1%84%D0%B5%D0%BB%D0%B8%D1%86%D0%B8%D1%81_-_%D0%B8%D1%81%D0%BF%D0%BE%D0%BB%D1%8C%D0%B7%D1%83%D0%B9%D1%82%D0%B5_%D0%B5%D0%B3%D0%BE_%D1%81_%D1%82%D0%BE%D0%BB%D0%BA%D0%BE%D0%BC_(%D0%93%D0%9F%D0%B8%D0%9F%D0%9F).jpg/revision/latest?cb=20141227185147&path-prefix=ru

 

幸福の薬である。

飲めば短期間のようだが、「なんでもうまくいく」という驚愕の効果を発揮する。

 

いやいやいや、それはヴォルデモートと戦う時まで

取っておけば良かったんちゃうの??

 

もっと言うと、大人のツッコミ全開で言うなら

幸福の薬を飲んだハリーと

同じ幸福の薬を飲んだヴォルデモートの対決

とか見てみたいわ!!

 

チートにはチートで対抗

チート頂上決戦の開幕である。

 

ところでハリーポッターは謎のプリンスの後半でこの液体を飲み干していたが、やたらテンションが上っており

ただのラリった楽観主義野郎

みたいに見えた。

あれ絶対やばい薬だろ…

 

先ほど「ヴォルデモート戦で幸福の薬飲もうよ!」と私はツッコんだが

いわゆる「RPGでエリクサーを使えない」タイプの人は結局幸福の薬も使えないだろう。

もちろん私もそのタイプだ。

 

 

さて、いよいよ次は死の秘宝 PART1,PART2に突入である。

いろいろとツッコませてもらってきたが、楽しみなのは間違いない。

シリーズ最終章をしっかり見届けて、次回の記事としてまとめたいと思う。

では。

 

 

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【初見】ハリー・ポッターとアズカバンの囚人 / 炎のゴブレットの感想を大人のツッコミ視点で書く

 

2022年末からNetflixで行われているハリーポッター特集、これに合わせて本シリーズを一気に全部見てやろうという企画の第2弾です

 

今回は

アズカバンの囚人

炎のゴブレット

の二作品について。

 

ちなみにハリーポッターシリーズは全て

ハリーポッターと~~~」

というタイトルなんですね。

 

ドラえもんも同じタイトルの付け方で

のび太の~~~」

になっているが、これは影響を受けているのだろうか(どっちが?)

 

2作品が夢のコラボをする際には

ハリーポッターのび太の秘密の宇宙戦争

みたいなタイトルになるのだろう。

 

https://www.netflix.com/

 

 

上で2つのタイトルを無理やりくっつけてみて初めて気づいたのだが

ハリーポッターと○○の△△△」

という一貫性があるんですね。

ハリーポッタークリスタル・スカルの王国

ハリーポッターと最後のジェダイ

とか。

 

 

まぁそれはさておき、今回も特に印象的だった箇所をどんどん挙げていこう。

 

注)以下ネタバレしております

 

 

おい!ついに出ちゃったよ禁断魔法

まずはアズカバンの囚人で一番印象的だった後半の展開について

確かにハーマイオニー関連の動きが変だなと思っていたが

「まぁ、魔法でしょ。結局魔法っすよ。うんうん」

と思って油断していた。

 

魔法は魔法でも、禁断の魔法だった…!

 

 

https://hips.hearstapps.com/hmg-prod.s3.amazonaws.com/images/harry-potter-time-turner-1587048472.jpg

 

そう!それは時間操作!!

ここまでハリーポッターシリーズを観てきて、一番面白かったのがこのシーンだ。

1時間ほど時間を遡って、あの時裏ではこうなってて…答え合わせみたいなシーンの連続はとても楽しい。

 

けど、引っかかる。

ハーマイオニーはどこでこんなチートアイテムを…??

通常であれば高い塔の上で、けっこうな大ボスが守っている宝箱に入ってそうなたいそうな代物である。

RPGだったらイベントアイテムでなんかしら条件があって一回しか使えないような激すごアイテムだ。

 

これがあれば暗黒次元でドルマムゥと出会っても対抗できるし

インフィニティ・ストーンを破壊されても大丈夫

 

そんな激チートアイテムを…ハーマイオニーは 授業を 複数受けるため に 使ってる!?

マジかよ、、、

 

 

1作目2作目でも空を飛ぶ、変身させる、などなど

おいおいそんなことしていいのかよーというツッコミチート魔法が出てきた。

あとは目の前の人を意のままに操る術などあれば完璧だろう(そういうのも出てきてる気はするけど)

それから瞬間移動も…もう出たか。

 

魔法インフレが簡単に起きるホグワーツ、大丈夫なのか…??

 

 

世界観はダークになってて良い

1,2作目と3,4作目は監督も異なるようで、冒頭からダークさが際立ていて雰囲気はとても良い。

一気に顔つきが脱子供してきたこともあって(けどまだ中学生の設定?)シリアスな雰囲気が合う。

 

許さない!

殺してやる!

など物騒な物言いも増えた(いいぞもっとやれ)

 

けど思春期なところもしっかり描かれていて、途中ハリーとロンがケンカする場面なども。

それにしても、ロンは急に嫌なやつになりすぎでは?

なんかの大会に出たハリーが羨ましくていじける気持ちは分からないでもないのだが…

 

うーん、ロンよ

キミのように急にいじけるやつがそのまま社会人になると良くないぞ!

信頼問題に関わるからね…。

ここは大人からしっかり忠告しておきたい。

 

https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783100/rc/2021/11/26/009706cac8785414452f3177cfca99bdac147698_xlarge.jpg

 

 

それから、40過ぎの私の感性ではもはや理解が難しいのか

ようは

ハーマイオニーはハリーが好き」

ってことで良いのかな?

ちょいちょいその辺の描写が入るし、炎のゴブレットでのダンスシーンでのやり取りは印象的だった。

 

今後ハリーとハーマイオニーの間に進展はあるのか!?

昼ドラ並のドロドロ展開を期待したい。グフフ

 

 

けど、それ以上に気になったのはハリー(とロンの)ダンス相手!

 

 

https://stat.ameba.jp/user_images/20091215/23/snowcat-kazuki/de/10/j/o0424032510342321871.jpg?caw=800

 

誰だ…

 

こんな人いたっけ?

 

 

結局「闇の魔術に対する防衛術」が一番怪しい

これは1話目からな気がするが、結局

「どうも~闇の魔術に対する防衛術の先生です~」

という人が常に怪しい

これはそういうお約束なのだろうか。

もう闇とか言っちゃってるしな…

 

ちらっと調べた情報によると、この枠は昔誰か(トム・リドルかな?)が呪いをかけたとかで1年くらいしか続かないらしい。

なのに求人募集したらちゃんと先生が来るんだな…

 

https://images.ciatr.jp/2018/11/w_828/WJgMOmiGO9V9FEkXjL3jJsuXcp1HMhGyAXdotMQ1.jpeg

これ以降の作品でも、まずは新しい先生を一番怪しむ目でみるようにしよう。

うむ。

 

 

 

あれ?実は重要な回だった炎のゴブレット

ハリーポッターは全7作品(8とカウントするのか?)

4作品目となると少し中だるみかなと正直感じていた。

そしてなんとか大会も途中から少し疲れながら観ていたが

やはりラストの展開って盛り上がるものですね。

 

なんと、ヴォルデモート卿復活!

かめはめ波VSギャリック砲

のようなドラゴンボール的バトルをする熱い展開に!

ヴォルデモートさん、鼻が潰れた!

間違えた、もともと潰れていた。

 

両親の話なども出てきて、5話目6話目はラストに向けて

「うわー復活したわ今後どうするよ」

「どうやって倒すのさ」

「こういう方法とかどうなんすかね」

みたいな話が展開されてゆくのだろうか。

 

そしてラストバトルに向けて誰かが犠牲になるのだろう。

今のところ先生の誰かか、もしくはロンとか…

マクゴナガル先生もあり得るのではないか。

 

このあたりに期待して続きを見てゆこうと思う。

 

 

マルフォイさん、頑張って!

他にもいろんな情報満載で、例えば

「アズカバンってめっちゃビビらすけど案外脱獄は簡単っぽいぞ」

ということなどが分かってきた。

ホグワーツもそうだが、基本セキュリティは甘い。

透明マントさえあればなんとかなるやろ。

 

それから主人公たちは成長してる感じが強いけど、マルフォイってあんまり変わらない印象ですね。

見た目もそうだが、言動が悪ガキそのままで成長を感じないのだ。

 

https://pbs.twimg.com/media/FFGuWcFaMAIfSIa.jpg

 

一番最初は「なるほどーコイツが主人公のライバルで後半に闇落ち強ボスになるのか!」とも一瞬思ったがそんなことは無さそう。

というか、むしろどんどん影を薄くしてるというか

父親の方が重要キャラになってますね。

 

さて、いよいよ後半戦

このノリで5作目に突入してゆきます。

では。

45歳、ハリーポッター童貞が最初の2作を観た結果…!?

あけましておめでとうございます。

 

さて、2022年年末より一つのイベントを進行中です。

それは

ハリーポッターの映画シリーズ 完全制覇の旅」!

 

https://contents.oricon.co.jp/cdn-cgi/image/width=750,quality=85,format=auto/upimg/news/20211102/2212503_202111020050841001635858197e.jpg

 

実は私、かの有名なハリーポッターシリーズを観たことがありません。

友人の間では

「好きなもの?趣味?まぁ、映画ですかね」

なんてよく答えている割には有名ななシリーズものを観ていないのだ。

 

例えば他にも

パイレーツ・オブ・カリビアン

ワイルド・スピード

などは全て観ていない。

パイレーツ・オブ・カリビアンはたぶん2作目あたり

ワイルド・スピードに至っては1作目で止まったと思う。

車が疾走する映画だが、私だけ最初にエンストして止まったわけだ。

いずれは再度エンジンをかける…予定。

 

で、ハリーポッターのお話。

私がハリーポッターについて知ってることと言えばけっこう少ない

 

のび太くんみたいな人が主人公

・魔法学園みたいなのが舞台

ハーマイオニーがかわいい

・ラスボスは名前を言っちゃダメらしい

・シリーズを追うに従ってどんどん成長する子役

のび太くんの役者は今やヒゲモジャ

 

こんなところだろうか。

もちろん最後の役者の話は今回の内容と関係ない。

 

 

そんな私が今回初めてハリーポッターを観て

取り急ぎ最初の2作を観た感想を書いておきたい。

第して、

「45歳、ハリーポッター童貞が最初の2作を観た結果…!?」

 

これは決して

「45歳童貞」

と書いているわけではないので、そこだけは注意頂きたい。

ハリーポッター卒業よりも前に童貞は卒業しとるわ!

 

この点を誤解するような人がいたら

何か深刻になる魔法をかけるので覚悟頂きたい。

 

では、さっそく感想について。

あまり細かくは書かないが、ざっくり言うと下記2点だ。

 

 

 

感想1:魔法のなんでもあり感ヤバない?今後大丈夫?

 

感想2:やっぱり子供向けだよね

 

 

もう少し詳しく説明していこう

では、なんちゃらレヴィオーサ!(言いたいだけ)

 

注)純粋に私が観てそのままの感想のため、ハリーポッターの長年のファン、ガチファン、親族、関係者、出演者、その他マグルが観て不快に感じることがあるがあるかもしれません。ご了承下さい

 

 

 

感想1:魔法のなんでもあり感ヤバない?今後大丈夫?

色んな魔法が出てくるのがハリーポッターの魅力なんだろとは思ったが、まぁー色々出てくる出てくる。

そもそもホグワーツ全体が魔法で動いている(運用されている?)らしい。

 

その中で私が納得いかない点が、一つある。

「浮遊」

だ。

 

1作目で、浮遊に関する魔法は2種類登場した。

・クィディッチで選手が飛ぶため

トロールの持つ棍棒を浮かせるため

 

これを観て「おいおい、浮遊なんて上級魔法なんじゃないの…?」と私は思った。

1年生がすぐ使えるようなものなのだろうか…??

どうやら自分が自在に飛ぶためには魔法のホウキが必要なようで

実際はこのホウキ(に込められた魔力?)がすごいのかもしれないが、みんな競技中は自由自在に飛んでいる。

しかもF1レーサーのような判断力を発揮させ、障害物を避けながら飛ぶ。

語彙力が無いが「ふわっと浮く」とかのレベルではなく、ビュンビュン飛ぶのだ。

 

こんなに自由自在に飛べるんだとしたら、もう校内の移動も何もかもホウキと共に行えばいい。

人類の夢である「空中浮遊」を実現してしまってるあの世界で、果たして人は歩いたり走ったりするだろうか?

私だったらもっと魔法で楽をするはず。

 

ホグワーツはルールに厳しいようなので、校内では浮遊すんな!みたいな規則があるのかもしれない。

ホウキで飛べるのは1時間とか魔法の持続時間があるのだろうか。

 

https://images.ciatr.jp/2020/10/w_640/352ZHdwBWZr5n1Zquiad6Xy6TN4Z5ezUZdOsN3oH.jpeg

 

さらには「物体浮遊」も可能だ。

自分を浮かせられるので同じ要領なのかもしれないが、杖と呪文さえあれば物体の重力を消し去ることができる。

こちらも浮かせたものを移動させたりなども自由にできるらしい。

校内で重い荷物を運ぶ必要も無くなる。

物体の浮遊が簡単にできるんだとしたら、攻撃呪文と組み合わせることで対象を一気に大気圏外までふっとばすことも可能なのではないか!?

 

https://qph.cf2.quoracdn.net/main-qimg-3c9792518859e0ea933c26971e6d9b49-lq

 

ハリーポッターシリーズでは最終的にヴォルデモート卿と戦うことになるんだろうと予想しているが、その際は空中戦なのだろうか。

ドラゴンボールでも最初舞空術は驚きのワザだったが、後のフリーザ戦などではみんな飛び回っていた。

そしてそもそも疑問なのが「1年生があんなに魔法を使いこなすなら先生はもっとすごいのか?」ということ。あまり先生が魔法を使うシーンは少ない印象だが、これもルールに縛られているからなのだろうか…。

ホグワーツ自体を飛ばすとかそのくらいできてもおかしくない気はする。

 

https://dolly9.com/wp-content/uploads/2019/07/MV5BMTA0OGJiYTktYzU1Ni00MzVkLWJlZTYtMjJiOGVlYTczZDA1XkEyXkFqcGdeQXVyNzE5MDQ4MTc@._V1_-1024x428.jpg

 

さぁ今後惑星タイタンでのサノスVSドクター・ストレンジ戦のようなすごいものが見れるのだろうか。

違う気もするが、そのあたりを気にしつつシリーズを観進めてゆきたい。

 

 

感想2:やっぱり子供向けだよね

別の作品の話ではあるが先日、私は友人から「頭を空っぽにして観る作品ですよ」と言われた。

そしてハリーポッターもあまり細かいツッコミをする作品ではないという感じだ。

 

チェスをする時にロンって駒に乗る必要ありました!?とか

バジリスク戦で不死鳥が助けに来たけど、地下のトンネルの間を通ってきたの?とか

なんで帽子から剣出てきたの?などなど

もうツッコミどころは多い。

 

魔法のホウキがチートアイテムであることは上にも書いたが、他にチート過ぎて気になるものは「透明マント」である。

・周りからは完全に見えないらしい

・音やら気配なども全てシャットアウトするかのような安定感

・それでいて中からは見える

相当神経質そうなスネイプ先生ですら気づかないのだから、あれはかなりヤバいと思う。

 

これまたシリーズ通してチートっぷりを発揮できそうに感じられるが、どうだろう。

 

ホウキを使った移動性能

透明マントの隠密行動

さらに勉強家なハーマイオニーが体得している豊富な呪文

これらを駆使すれば、相当色んなことができるに違いない。

 

https://www.famitsu.com/images/000/183/079/z_5d7a0b7199450.jpg

そういえば、記憶操作できる先生もいたな…。

 

学校内の様々な問題はだいたい「チートアイテムを携えた先生たち」で解決できるのでは…?

 

しかし、あくまで子供主体で描かれているところがやはり児童作品なのだろう。

私自身も子供の時に観ていれば純粋に没頭していたのかもしれないが

大人が今こうして色々考えながら見ると、不思議だなぁと思う点はある。

先に汽車は出発してるのに空飛ぶ車で追えるんだなとか、だったらホームの壁を通る意味無くない?とか…

 

あ、そうか

「魔法だからね」

と思えば良いのか。

https://murayuu-blog.com/wp-content/uploads/2021/12/%E3%83%8F%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%80%80%E5%91%AA%E6%96%87%E4%BD%BF%E3%81%A3%E3%81%A6%E3%82%8B.jpeg

 

 

と、いうわけで今回は

ハリーポッター2作品を観ての感想」

でした。

まだあと5作品はこれからなので、この記事も続くかもしれません。

では!

 

 

インターステラーでもっとも不憫な人物「ロミリー」について

クリストファー・ノーラン監督の代表作の一つとして、そして壮大な宇宙を壮大なドラマで描いた『インターステラー

今回はこの名作におけるある登場人物について掘り下げて見てゆきたいと思う。

 

記事タイトルにもある、その人物とは

ロミリー

である。

 

さて、インターステラーを観た人でロミリーが誰なのかすぐ分かる人はどのくらいいるのだろうか?

 

女性と言えば、主人公の娘として「マーフ」がいる(マッケンジー・フォイかわいいね)

そして共にスペースシャトル「レインジャー」号に乗ったクルーは「アメリア」だ(ショートカットでもアンハサウェイは美人ですね)

 

というか、

ロミリーは女性ではない

 

この人物だ

https://www.imdb.com/

 

 

そう、彼は後に『TENET』で名もなき男として活躍する

https://www.moviereview.work/

 

すまん。ウソだ。

 

ロミリーを演じた方は「デヴィッド・ジャーシー」という俳優さんで、クラウド・アトラスダークナイト ライジングにも出ているのだ。

どういった役なのかまでは今回調べていないが、インターステラーよりは報われる役であることを願いたい。

 

(注:TENETの主演はジョン・デヴィッド・ワシントン)

 

 

結局ロミリーって誰よ

うろ覚えの人もいるかと思うので、まずはロミリーについていくつか情報をまとめておきたい。

実際この作品を見た人ならば、

「すげぇ津波の起きる惑星でトラブったため、なんと23年一気に老けちゃった人」

と言われれば

「ああ!あの人か!!」

と一発で思い出すことだろう。

 

今回はそんな苦労人ロミリーについて見てゆきたい。

 

 

まずはロミリーについて分かっていること

主人公クーパーたちは人類の命運をかけてレインジャーに乗り込むことになるが、そこで一緒になるロミリーについてあまり情報は多くない

 

おそらく、下記1点だけだ

「重力異常について調査していた物理学者」

 

そう、彼は物理学者なのであって、パイロットでも宇宙飛行士でも無い。

普通に同行してくるので経験があるのかと思いきや、おそらく宇宙に行くこと自体初めてなのだろう。

このあたりの背景はあまり多く語られていないが、食糧問題やそこから起こる紛争か、あるいは希望を失い地球規模に広がる無気力感なのか、どうやら世界中で(現役の)宇宙飛行士の数も足りないようだ。

あるいは劇中でも語られているように予算の問題があるのかもしれない。

 

いずれにせよ、元パイロットや物理学者、生物学者などを乗せて、

シャトルは出発することとなる!

 

 

 

ここからが大変!ロミリーの壮絶人生

さて、それではそろそろロミリーの不憫ポイントを3段階に分けて見てゆこう。

 

不憫1:いきなりの船酔い

スペースシャトル「レインジャー号」が地球の大気圏外に出てから、最初に行うミッションは宇宙ステーション「エンデュランス」とのドッキングだ。

打ち上げは順調に進み、緊迫感も漂ったがドッキングも大成功!

(そういえばドッキングの操作を行っていた乗組員の「ドイル」は経験者なのだろうか?)

 

ステーションを回転させることで、疑似重力を発生させる。

ここまでとてもスムーズだ。

 

https://thefwa.com/dyn/resources/Case_Model_Case/thumbnail/9/479/1457956481/02-M0QP.jpg

 

が、ロミリーだけ問題発生!一人船酔い(宇宙酔い)で苦しんでいた。

まさか宇宙飛行士が酔うとは…と思ってはいけない

 

彼は物理学者なのだ。それもおそらく宇宙に来るプランは彼の中に無かった。

おそらく酔い止めの薬を飲みながら、彼はこう考えていたに違いない

 

なんでみんなは大丈夫なの?

 

と…。

 

 

不憫2:待ち続けること23年

これはインターステラーという作品を象徴する、とても印象的な場面。

 

強い重力場にある水の惑星でアクシデントに見舞われたクーパー、アメリア、ドイルとそしてAI搭載万能ロボットのCASEは数時間動けなくなるが、レインジャー号では時間の流れに差が発生していた。

その間ずっと待ち続けることになるロミリー。

 

一人でいるのが好きな私は、案外こういう状況でも行ける気はする。

それでも1年いたらけっこう辛いとは思う。

 

いやいやそんなレベルの話ではない。

 

ロミリーがレインジャー号に残っていた期間はなんと「23年4ヶ月8日」!!!!

https://interstellarfilm.fandom.com/wiki/Romilly

 

ちなみに、彼はコールドスリープするという選択肢もあったが研究を選んだ。

だがその研究データも結局送信できなかったというオチ。

 

どれだけ不憫なんだよっ!

 

ちなみにAIロボ「TARS」も船内に残っていたはずなので話し相手はいたのかもしれない。

それにしてもあのロボットの動力源は何なんだ…。

 

 

不憫3:マン博士の策略により爆死

しかしクーパーやアメリアと合流できたロミリーのわくわく宇宙冒険は続く。

なんと先に旅立っていた「マン博士」とも会えたのだ!

 

けど、コイツが残念ながらクズでした。

 

氷の星に移住できる可能性は低かったとか、生存本能で…と色々説明はあったが

つまり彼がしたことは

「救難信号を出しておいて、誰か来てくれたら殺して自分は帰る」

ということ。

 

マン博士の調査結果を確認しようとして

結果犠牲者になったのがロミリーである、、

 

 

ちなみにこのシーン、私が一番不憫に思うのは

「他のピンチと重なりまくってる」

という点である。

マン博士ともみ合いになり、ヘルメットを割られたことでクーパーは窒息の危機に。

助けに行くアメリア。

さらには地球でも問題発生。

そしてむちゃくちゃ盛り上げてくる音楽(ここのゾクゾクはやばいね)

色んなことが重なりすぎて、

「なんか結局最後に爆発した!」

という印象になる。

あまりはっきりと画面に映らなかったロミリー…。

 

https://ftmp.helios.pl/Get/file/mvpic/17482/1412274740

 

場面はすぐに変わり逃げるマン博士を追うクーパーたち。

エンデュランスにドッキングさせるな!

まだまだピンチは続く。

 

ぜひ、振り返って下さい。思い出してあげてください。

この盛り上がりバタバタ緊張感の中、実はロミリー亡くなってました…。

不憫である。。

 

 

 

以上、今回は船酔いからの一人ぼっち、そして最後はバタバタしてるうちに爆死してしまったロミリーについてクローズアップしてみました。

こういった脇役についてじっくり見ていくことで、より作品の深みが増すかもしれませんね。

 

今回はここまで!

 

 

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『ブラックアダム』良かった点気になった点まとめ

DC最強!というキャッチコピーやドウェイン・ジョンソン出てることも

非常に気になって、ブラックアダム観てきました!

 

https://cinemandrake.com/

 

キャッチコピーはまさにその通り!という感じで

劇中でもさすがに

「こいつ実は弱いんじゃ…」

とか、

「やっぱり言うても限界あんのね」

みたいな感じではなく本当にどこまでも強い…!

期待通りいやむしろ強すぎワロタって感じでしたね

つまり最高

 

作品自体のテンポも良く、どんどん進んでいくので

どこかで目にした言葉ですが「ジェットコースターのような」という表現がぴったり



ただそれ以外の面ではけっこう「??」というところもあったので

今回の記事ではそのあたりをつらつらと書いてゆこうと思っています。

 

 

 

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ここからネタバレがありますので、ご注意下さい!

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良かった点について

さっそくですが、まずは良かったポイント!

 

ドウェイン・ジョンソンの演技

JSAの多彩さ

・ドクターフェイトが渋すぎる

・ドクターフェイト関連のエフェクト

・アクションの規模や爽快感

・サプライズ要素



冒頭からすごく思ったのは展開の速さですね

むっちゃ遠くまで空を飛んだと思ったらエジプトからアジアのどっかまで行ったりもするし、もうどんどん話が動く。

 

それからエタニウムがかなりチートな気が(笑)

まぁMCUにおけるヴィブラニウムも相当チートなわけですが、終盤では「エタニウムの技術を使った(?)」バリアなんかも出てきたりして

 

エタニウムってレアな存在じゃなかったっけ…?案外すぐ使えるものなの??

 

とも思いました。

この辺はブラックアダムなみの力技で進めちゃってる感じはあります。

力技と言えばテスの肉弾戦も印象的ですが、演じるドウェイン・ジョンソンの表情がまた良い。

言葉少なくとも、目の動かし方一つで色々伝わってくるものがありました。

筋肉もある、表現力もある、なんだ最強かよ…。



で、次はブラックアダムではなくその周りを固める存在について。

今回予告でも観ていたので『ジャスティス・ソサエティ・オブ・アメリカ』が出るということは知ってました。

DCのなんかのドラマでも見た程度で、そんなに詳しくはないですが。

 

やっぱり映画でこういったチームを出すというのは今時と言うか、やっぱりDCはマーベルを意識してるっていうか、いやいやそもそもDCコミックの歴史を考えると当然だ…など色んな意見あると思います。

けどいずれにせようまくそれぞれのヒーローが書き分けられてるなとは思いましたね。

アトムの新人感とか、サイクロンの華やか鮮やかな感じとか。

 

あとはもちろんラストのサプライズ!今後に期待が高まりますね。

観終わって「おいおい今後どうしてゆくんだよ…」となるような作品もありますが(○ービ○スとかね…)

今回は見事に

「おいおい今後楽しみやん!」

ってなりました。



気になった点について

さて、ココからは気になった部分について

 

JSAのリーダーはあいつで良いのか?

・ドクターフェイトの扱いはあれで良いの?

・テクノロジーのレベルが謎

・ラストの展開あれこれ



うーん、まずはなんと言っても今回のガチバトルに良いアクセントを加えるJSA

そのリーダーはホークアイで良いのか?問題です。

 

パッと見のビジュアルでは正直強そうには見えないし、何よりも手に持つ武器が小さい!

相手は電撃バンバン打つのにえーそれだけで良いの?って心配してしまうレベルです。

 

実際に戦うシーンでは

「思ったよりは全然戦えるじゃん!」

という良い驚きはありましたが、やっぱりあのチームにおけるリーダーの合ってるのかというとちょっと疑問な感じはあります。



注)

ちなみにあとでこれが調べてわかったことですがウォークマンクフ王の生まれ変わりだとかいう設定らしいですね。

ただの人間じゃなかったのか…。

DCのドラマだったかな?あっちでは正直普通にコスプレしてますみたいなレベルに近いヒーローだったので自警団レベルの人間をイメージしてました

 

ホークマンホークアイも似てますしね 名前が



さて次の気になるポイントはドクターフェイト

あのオジサマ渋かったですね~ドクター・ストレンジとはまた違った魅力があって良かったです。

その分最終的にやられてしまうことはけっこう衝撃でした。

 

というかあれは死んだってことでいいんですよね?

意外で印象的な展開という意味では良いとは思うんです

ただ、あの人「魔術師」ですよね?

途中かなり人間の理解を超えたことをやりまくってた人ですよね??

 

とても死なせにくいポジションの人だと思います

 

途中、分身を出したりして、一つやられてもまた別の分身が…とうじゃうじゃ出てくる場面がありましたよね。

 

となると、あの場面でやられた本体も

「えーと、今の本当に本体です?」

となりませんか?

私はむっちゃそう感じましたけど。

 

完全肉弾戦野郎が物理的にやられたらもうこれは仕方ないわってなるのですが、魔法キャラがやられても実は生きてるんじゃないの?秘密の魔法で!ってなります。

FFで例えるとリレイズ(自動復活呪文)かけてないの?ってことです。

 

仮に物語上ドクターフェイトがやられるんだとしたら

「自分から自ら死ににいく」

が一番自然だと思うんですよね。

この辺がどうもピンとは来ませんでした。



次に気になった点はテクノロジー

時代設定としてはいわゆる近未来だと思うのですが、あのバイク空飛ぶバイクとか謎ですね。

けっこうリアル世界の数十年先を行ってるんじゃないかという感じがあります。

JSAが乗ってる船も宇宙レベルで移動できそうなデザインしてるし。

 

 

それからラストの展開ね

ロキのにーちゃんみたいな人がヴィランなんかなという予感はもちろん序盤からあったわけですが、実はあのにーちゃんが王族の末裔だった!バーン!という展開

えー、そんな要素あったっけ??

 

あと、途中アダムがタスクフォースXの基地みたいなところに封印されますよね?

場所は不明ですがだいぶ北極圏に近いことは間違いない。

 

まぁ、見てて思いますよね「いやいや絶対復活するやん」って。

それならわざわざあんな遠くまで持っていかなくて良いんじゃないかなと思います。

ドクターフェイトが現れた時はなるほど!とはなりましたが、そのあと駆けつけるのにいったい何千キロ移動したのか…

別にあんなに遠くの施設まで行かなくても、エジプトから離れる船の中…とかでも全然良かった気はします。

 

 

結局生き返らないんかい!が一番気になる

うーん、色々書いてきたけど結局ドクターフェイトの最後が一番納得行かなかったかな。

他にも家を破壊される前にまずブラックアダムになぜちゃんとドアを教えないんだとか

破壊されそうだったら広いところに移動したりしようよとか思うのですが、

 

色んな意味で「細けえことはいいんだよ!」という大味な映画でしたね。

さくっと見てさくっと感想を書くにはちょうど良かったかもしれません。

では、また!